2013年12月31日火曜日

2013年の振り返り

2013年は日本の相場においては好調な年だったと思います。
FXの収益は過去最大で初の100万円台を突破したし、リーマンショックあたりから毎月お金を捨てるかのような気持ちで投下し続けてきた投資信託も大きくプラスを記録しました。
今年は何年かに1度訪れる当たり年だったのでしょう。

ですが、円安が大幅に進行した年、つまり日本円の価値が目減りした年であることは忘れられてはいけません。
確かに輸出企業の多くはその円安効果も相まって、大幅な収益増を達成しました。
しかし、我々国民は豊かになったと感じる人は多くいたでしょうか?

完全に私見ですが、相変わらず厳しい現状は続いていると想像しています。
賃金は増えない、電気代はどんどん上がる、日用品や食料品の物価も上がる、2014年の消費税増税によりさらに支出が増える、といったあたりです。
遅まきながら、外貨を保持することの重要性に気づかされた1年でした。

ただ、その急激な円安と変わらず増え続ける国債発行量が、私に海外現地投資のアクションをとらせてくれたともいえます。

タイの証券口座を開設し、より成長余力市場での取引を始めました。
まだまだ小さな一歩ですが、今後も取引を続けていきたいと考えています。

2013年12月30日月曜日

2014年見通し SCB:TB - The Siam Commercial Bank

The Siam Commercial Bankは銀行及び金融サービス全般を提供するタイで最大の銀行です。法人・個人向けローン、レテールおよびホールセール銀行業務、国際金融取引、投資銀行業務等のサービスをタイ全土で提供しています。
Bloombergより引用

2014年見通しはより慎重に
2014年も引き続き、買い推奨が出ているようです。
2014年度末の当期利益は3%下落の見通しのようです。これは銀行業界のより慎重なビジネス環境と予測されているためです。
SCBは金利以外の収入基盤が強いこととコスト管理を効率的に行えている点が評価されているようです。
現在の市場における評価額は比較的低評価になっていることも、今後の株価上昇の予想のもとになっているようです。


タイでは、個人のローン比率が多いといわれており、経済成長に伴って銀行業界は活況になりそうですが、Mai pen raiの国民性があるので、貸倒引当金の割合を高くしなければいけないのでしょうかね?
少々、お粗末でした。。

2013年12月29日日曜日

ベトナムへの拡張とのニュースを否定 CPALL:TB - CP ALL

CP ALLはコンビニエンスストアを運営会社。タイおよび中国で事業を展開。主に中国の上海と重慶で百貨店チェーンも運営する
Bloombergより引用


CPALLがベトナムへ事業拡張するという憶測は株価を8%(2013年12月月初比)上昇させるきっかけとなったようです。SETインデックスが3%下落するなか好調といえます。
CPALLはその噂を否定しましたが、経済成長が停滞する中での事業の回復や総選挙前の支出といった要因により、その株価を維持するとみられているようです。

タイにおいてコンビニといえば「セブン」と言われるくらいセブンイレブンが多くあります。
個人的には、携帯電話のSIMカードのTop up手続きができるというのが、新鮮でした。
ファミマの進出も少しですが見られますね。がんばれ日本発のコンビニ!

2013年12月28日土曜日

FX相場雑感 2013年12月23週

欧米をはじめとした多くの国がクリスマス休暇シーズンに入りました。
そのため、大きな相場の動きがみられない週でした。
しかし、金融緩和縮小を決定した米国の通貨は他通貨に対して徐々に強くなっているようです。
米ドル高がジリジリと進んできているような感触が得られています。

年末年始に海外に行く身としては懐が少々苦しいです。。。

私の主戦場である通貨の豪ドルは渋った動きでした。
豪ドル自体も米ドルに対して弱くなってしまっているため、日本円に対してはとあまり動きがありませんでした。

こういう時期は本当はあまりすべきではないのでしょう。
約定しないこともトレード。
こんな当たり前のことを実践できるかどうかが優秀なトレーダーとの分かれ道だと思います。

とはいうものの、月間で達成する収益には遠く及ばない状況というのもつらいところです。。。


See you, Japan!

間もなく日本を出国します。
しっかし今日の空港激混み!
…と思ってたら、チェックインカウンター以外はまぁそれほどでも、という感じ

私と同じように国外の一時の離脱を欲している人が多いとは思いますがじきをずらしたりして集中しないようになってるのですかね?

JALサクララウンジもかなり席はうまってますがまだかんべんしてというほどではないですし。

一番の被害はエコノミーのチェックインカウンターでした。。。
いつの時代も世の中は経済的弱者には厳しいものです。

さて、私は間もなく南国へ旅立ちます。
普段のギスギスした生活の殻から心身を解き放ち、多少のはめを外しつつリフレッシュしてきたいと思います。

SET大納会

タイ証券取引所は12月27日金曜日で2013年の取引を終えました。

12月30日は月曜日ですが、大晦日とともにタイの祝日なんだそうです。

よくわからないのは来年2014年の12月30日は通常の取引日なんだそうです。

何で年によって祝日のかずかわるんだろ?

マイペンライの国だからか?
まぁいいか、マイペンライ

2013/12/27 Fri, 取引実績 - FX

年末に向けてのポジション整理のため、昨日保有した米ドルの決済を行いました。
3か月後には110円とか行くんだろうな、、、と思いつつ。。

しかし、今日で105円台に乗っかってくるなんて思いませんでした。
なんとなく円安バイアスがかなり強いような気がしています。


通貨取引種別数量レート損益
USD/JPY決済売10,000 104.9241,429


実生活的には、手持ち資金の半分程度は早く外貨に変えてしまいたい。。。

2013年12月27日金曜日

タイ現地の証券会社口座を開設してきた②

先日、タイへ旅行に行ったついでに、証券会社で口座開設をしてきました。
現地での体験記となります。

◆準備したこと
・ 必要書類
必要書類は、なんとパスポートのみ。
銀行だとWork Permitはもちろんのこと、住所証明とか求められるみたいです。
証券の世界はまだ(?)規制が行き届いていないのでしょうかね?

・ 営業時間
行ったはよいが、オフィス閉まってただったら、笑えないジョークですので、一応営業時間調べてみました。
基本、平日の9:00-16:30のようです。
年末年始とかタイの祝日とかはきっと休みなんだろうな。。。

・ オフィスの場所
目的地はKT ZMICO証券本社の窓口です。
さてどこにあるのか?住所はウェブサイトで調べました。

<KT ZMICOの住所>
8th Floor, Liberty Square 287 Silom Road, Bangrak, Bangkok 10500 Thailand

Silom Road 287あたりはBTS沿線、Sala Daeng駅の近くです。
が、頼みのグーグル先生の地図にはLiberty Squareというビルがありません。

で事前に調べてわかったのが、以下の場所。
ぼやけてますが、青い看板にKT ZMICOと書いてあります。

同ビルにSAPもオフィスを持ってるみたい(どーでもいーか。。)

Google Map URL



View Larger Map


事前準備はこんなもんです。
あ、入金用のお金も忘れずに。。。
で、いざバンコクへGo!

◆バンコクからKT ZMICOオフィスまで
いざ、バンコクSuvarnabhumi空港に到着し飛行機の機内から一歩出ると、あの独特の匂い。
ささぁーっと入国審査をすませて、向かいます。

バンコクの道路は結構渋滞が激しい、という話を聞くので電車にて移動。

以下のような経路で移動しました。
[Airport Rail Link]
Suvarnabhumi Airport駅

Makkasan駅
[MRT]
Phetchaburi駅

Sukhumvit駅
※一旦ホテルへチェックイン
[BTS]
Asok駅

Sala Daeng駅(途中Silomで乗り継ぎ)
バンコクは鉄道網が発達してて助かります。
わたくし、実はタクシーで行くよりも公共交通機関を安く乗り回して、という方が好きなので。。

Sala Daeng駅からは以下のような道筋で行きました。

2番出口を出る(Silom Complexがある側の道路)
来た方向(方角的には西、Chong Nonsi駅方面、Siam駅方面とは反対側)へてくてく歩く

Convent Alleyを渡ったところ(このあたり)のビルで、Ground Floor(日本でいう1階)に緑色のKasikorn Bankがあるビルが目的のLiberty Squareとなります。

そして、少し怖そうなガードマンがいる中をすました顔でエレベータホールへ行き、8FへGo!


◆実際の開設手続き
まず、Liberty Squareの8階へ到着すると、窓口が2つあり、どちらかというと奥側が目指す、KT ZMICOの窓口です。
私は看板など特に見ないでとりあえず手前の人に声をかけたら、あっちやでみたいなことを言われちゃいました。。。
とりあえず、受付の人に声かけると、Japanese?と聞かれます。
すぐに日本語の堪能なお姉さんが出てきてくれました。
口座開設したい旨を伝えると、パスポートの提示を求められました。
あとは、口座開設の申込書への必要事項の記載です。
日本語のサンプル申込書があったので、それを参考にしながら記載しました。
結構省略してよい項目が多かったので、助かりました。
郵送だと結構面倒くさかったでしょうね。。。

で、いろんなところに日本語(パスポートと同じ)でサインをして無事手続き完了。
口座開設に5日程度かかるとのことで、開設完了後メールが届くとのことでした。

ついでに入金したい旨を伝えると、SCB銀行の振込書もくれました。
Ground Floor(日本の1階ね。。)の窓口で入金し、その入金書を渡して(コピーをとってもらって)入金手続き完了。
口座開設とともに入金もされてることでしょう。

ちなみに、タイバーツへの両替はタニヤ通りのThaniya Liquorでしました。
そこそこ高レートっぽい。
有名なお店のようで日本人の方もたくさん両替をしておられました。

まぁ、何事もなく口座開設完了です。

仕事納め

私は本日で今年の仕事納めとなりました。
今年もいろいろなことがありましたが、無事に年末を迎えることができそうで何よりです。

私はIT関連の企業に勤めるリーマンなので、暦通りで本日で仕事納め、年明けの仕事始めは1月5日からです。
なんと有給とらずに普通に9連休が達成されてしまいます。

素晴らしい!
・・・しかし、当然日本国民の大部分がお休みのため、旅行に関するお金はみなベラボーに高い。。。
海外旅行に行こうものなら、普段の1.5~2倍近くのコストがかかってしまいます。
私は年末の旅行に備え、半年以上前からチケットを狙ってました。
おかげで、通常時期よりも少し高い、、、程度でなんとかおさまってます。

休みもそれほど多くない方や、年末年始もきっちり働かれる方もおられると思います。
我らの休暇を支えてくださっている方々に感謝の気持ちをもちつつ。
非日常の世界へ一瞬トリップしてまいるとします。

10000時間の法則

モールスがモールス信号に関する最初のアイデアを着想してから初の電信文がおくられるまでには12年の歳月を要したそうです。
ダーウィンがビーグル号で旅してから進化論の論文を書き上げるまでには13年の歳月を要したといわれています。

アイデアというものは発想されただけではイノベーティブでもなんでもないということなのだと思います。
様々な障害を乗り越えてそれが市場に出て、世の中を変えてこそはじめてイノベーションといえるようになるのだと思います。
モールスさんやダーウィンさんの辿った軌跡を想像すると多くの障害があったのでしょう。
しかし、それを乗り越え、長時間1つのテーマに没頭し、しっかりと成し遂げる。
大きな実績を残した人はその偉大さにのみスポットライトを浴びることが多いですが、誰からも見えないところで積み上げたものは質・量ともにかなりのものになるのでしょう。

真に創造的であるためには日々不断の努力が必要であることの証左であると思います。
私も今の結果ではなく、じっくりと没頭しやりきる、ということを重視して日々の生活に取り組みたいと考えています。

2013/12/26 Thu, 取引実績 - FX

米ドル上昇の勢いに押され、米ドルへの買い発注をいれてしまいました。
長い目でみればタイミング的には多少の高値掴みをしたかも。。。

通貨取引種別数量レート損益
AUD/JPY新規買10,000 93.198-
USD/JPY新規買10,000 104.779-

年末年始は、値動きの変動幅が大きくなる可能性あるので、この時期に持ち玉を増やすのはリスクが高かったと思います。
今後の値動きには少し注意が必要ですね。。。

2013年12月26日木曜日

タイ現地の証券会社口座を開設してきた①

先日、タイへ旅行に行ったついでに、証券会社で口座開設をしてきました。
以下、開設した証券口座です。

◆証券会社

KT ZMICO SECURITIES COMPANY LIMITED

こちらは、ネットの世界の諸先輩方のありがたい情報を参考にした結果決めました。
なんと、本社に日本語対応可能なスタッフを2名もおいているとのこと。
日本人にとっては最適な証券会社でしょう。
当然、ウェブページも日本語対応しております。
リンク → http://www.ktzmico.com/jp/home/index.aspx
きっと、たくさんの日本人の方が口座を開設してるんだろうな・・・

◆口座開設手続き方法

ウェブページを見ると、郵送でも口座開設を受け付けているようです。
しかし、私は個人的には現地に行ってから口座開設をするのがよいかなと思いました。
海外においては、何か問題があったとき、解決が難しいと思われます。
大事な資産を委託し保全してもらうので、最低限実態(受付だけですが)を確認するのがよいと思いました。
ちゃんとしてそうな会社かどうかはそこの社員の方をみるとわかったりすること多いですしね。
口座開設だけが目的だったら、郵送でもよいか?とは思いますが、旅行のついでという感覚でいくとよいでしょう。
書類の書き方わからないときはその場で確認できますしね。

◆手数料について

KT ZMICOのウェブページからは以下のようになってます。

<取引手数料(インターネット取引)>
1日当たりの総売買代金手数料率(※)
500万バーツ以下
0.1578%
500万~1,000万バーツ
0.1378%
1,000万バーツ~2000万バーツ
0.1178%
2,000万バーツ以上
0.1078%

※手数料率には以下金額が含まれています
 
 0.005 % Trading Fee タイ証券取引所からの徴収
 0.001 % Clearing Fee タイ証券預託期間からの徴収
 0.0018% Regulatory Fee 固定?手数料

※他にVATが7%、別途かかるようです

インターネット取引をする場合は1日あたり50バーツの手数料が追加で発生します。
この50バーツは注文したら約定しなくても発生する手数料とのこと(実際は徴収されていないようですが)
ただし、1日何回取引しても50バーツのみしかかかりません

ここに記載した情報はKT ZMICOウェブサイトからの情報をもとに記録しています。
本記事作成時点の情報のため費用は変わる可能性らいます。

たとえば、日本円換算で1日に50万円の取引をした場合、
789円+約161円(50バーツ)で約850円程度です。
日本で日本銘柄の株を購入したとすると同じ金額で300円切るところあるので結構割高です。

ちなみに、日本のある証券会社で為替を無視して50万円分の取引をした場合、
5,250円(1.05%)かかります。
たか!しかも最低手数料は約2,576円(800バーツ)。これもたか!!

あと気を付けなければならないのは為替手数料。
為替レートにいくらかの手数料が上乗せされるので、ここでも割高になってしまいます。
折角、リスクをとって新興国株価を購入しても手数料で大したパフォーマンスを上げられない懸念が大!です。

◆タイ現地証券口座のデメリット

・入出金方法
手数料は安いものの、どうやって入金するか?という問題があります。
入金するにはタイの証券専用口座に入金しなければなりません。
ここで海外送金なんてしてしまうと、折角の低手数料が水の泡、となりかねません。
私は、何か月かに1回タイ旅行に行くので、その時に現地の高レート両替商でタイバーツに変換、入金するようにしています。
タイなんか行かない!という人は現地での口座開設はやめて、日本の証券会社経由での取引の方が結果的には安い手数料になるのではないでしょうか?(想像)

・退会手続
退会するときどうなるんだろう?
まぁ、少なくとも5年以上先のはずなので そのときになって考えることにします。

他にも政治リスク(タイはデモによる政変が多い。。。)もありますね。
まぁ、心配してたら何もできなくなってしまうので、割り切るしかないでしょう。。


とまぁ、こんな感じですが、次は現地での開設体験を記録します。

2013年12月25日水曜日

タイ現地で投資をすることのリスク - 現金の移動

タイ現地の証券会社を使って取引をすることのメリットは手数料が安いことと取扱い銘柄が多いことです。

が、1点大きなリスクがあることに気づきました。
それは、現金の持ち出し制限です。

タイへ入国時の現金持ち込みは無制限です。
ですが、タイ出国時の現金持ち出しはかなり制限が大きいです。
まず、20,000ドル相当の外貨持ち出しに申告が必要です。
ここはいいでしょう。
他国でも同程度の制限は貸してます。
但し、タイバーツに関しては1人1回につき50,000バーツ以上(※)から申告が必要です。
※タイ近隣諸国のミャンマー、ラオス、カンボジア、ベトナム、マレーシアへの持ち出しは50万バーツから申告が必要のようです。
申告が必要、ということは自分の持ち物に対して余計な詮索をされ、課税(もしくは持ち出し不許可に)されてしまう可能性が高いということだと思います。

過去のタイバーツ危機のときの後遺症を引きずっているのでしょうか。。。
今のところ、タイでの長期滞在を予定しているのでタイからの持ち出すことはあまり考えていません。
ですが、資金を自由に移動できないのはとても窮屈ですね。

日本も国際破綻した際には、預金封鎖されて同じように外国への現金持ち出し規制がかかるのでしょうね。。

クリスマス相場

本日はクリスマス。
仕事を早めに切り上げ(といっても20時回ってましたが)、いつものように帰路にて為替相場の状況をチェックしてると・・・・
AUD/JPYはBid:93.102、Ask:93.120、、、とあまりおおきな動きがない様子。。。
ん、もしかして全く動いていないのか?

よくよく確認してみると、日本以外のほぼすべての国が祝日で休場。
ということで、日本時間の15:30以降は取引無し!ということが判明。

日本におけるゴールデンウィークや正月三が日、中国における春節に該当する日が世界各地でおきているということでしょう。
まぁ、今日は落ち着いて休みを取れるということですかね。。。

May a merry Christmas!!

2013/12/24 Tue, 取引実績 - FX

何を血迷ったか、豪ドルの売建をたててしまいました。
値下がりを期待してしまったのですが、この円安ムードの中売建を持ち続ける勇気がなくすぐに決済してしまいました。

通貨取引種別数量レート損益
AUD/JPY新規売10,000 93.012-
AUD/JPY決済買10,000 92.9001,120

どうも売建を持つのは心理的に重たいです。
もう少し、市場の動向に適切な反応をするのと、動揺しない精神力を持つことが必要となりますね。


2013年12月24日火曜日

タイで投資をすることのリスク - 王政

タイはその国名タイ王国(Kingdom of Thailand)王政に基づく王室があります。

(一部、推測を含みますが。。)
タイの国民は王国であることに誇りを持っており、現国王のプミポン国王はタイ国民から愛されているようです。
日本における天皇陛下と同じもしかしたらそれ以上に国民から敬愛されているようです。

プミポン国王が敬愛されているのは、国王だから、という理由ではなく、プミポン国王自身の人となりが敬愛されているようです。

ですが、その国王がかなりの高齢で、崩御の際に跡継ぎに大きな問題が出てしまいそうです。
現プミポン国王のような人徳のある人はそうそういないでしょう。

そもそも跡取りでもめるかもしれません。
これまで、タイはデモが激化しどうしようもなくなったときの最後の砦が国王でした。
同じ国民だから、ええ加減にせぇ、と。
それまで争っていた人たちも当然信頼する国王のいうことを聞いて、ようやく矛を収めるというということが多々ありました。
そういう歯止めがなくなってしまい、争いが激化してしまい、国として機能しなくなってしまう懸念が高くなります。

そうなってしまうと、タイへ投下していた外国資本の資金は一気に引き上げとなるでしょう。
株は暴落しタイ発のバーツ危機などが発生してしまうことも起こりえないとは言い切れません。

プミポン国王の次の王位継承が適切に行われるかどうかが、タイ経済のリスクの分水嶺になるだろうと思っています。

2013年12月23日月曜日

ジブリの呪い

相場の世界にはいわゆる都市伝説的な出来事がよくあります。
その1つがジブリの呪いと呼ばれるものです。

日本では米雇用統計発表のタイミングでおなじみの金曜ロードショーという映画を放映する番組が放送されます。
宮崎駿映画が放映される日とこの米雇用統計発表が重なるときは、相場が荒れる、というものです。
噂では的中率は8割以上だとか。。

最近では9月6日に発生したようですね。

最初はきっと偶然、宮崎駿映画と雇用統計発表のタイミングが同じだったのでしょう。
そのときは誰も気に留めません。
しかし、毎回毎回の偶然が積み重ねられた結果、どなたかが、この法則に気づいたのでしょう。(見つけた方はスゴイ!)
当然、何の根拠もありません。
しかし、何の根拠もないところから何かが出てくるのが呪いと言われえる由縁なのでしょう。
そして投資の世界においては結構厄介な存在です。
ジブリの呪いの日には、相場が荒れることを予想していろいろと仕掛けるというのも事実。

そうなると、ジブリの呪いの日には相場が荒れやすい、ということになるかと思います。
(まぁもともと荒れやすいタイミングなのですがね)

相場の世界で生き抜くための1つの要注意日としてチェックしておく必要がありそうです。

羽田空港国内線

久しぶりに羽田空港国内線に行きました。
羽田から飛行機に乗るのはJALさんの記録によると8年ぶりのことになります。
この年末の時期に実家に帰省するためです。

普段年末年始に実家に帰省する際、予約をぐずってしまいがちです。
結果、航空券は海外旅行並みの価格になってしまい、諦めて新幹線で長時間かけて移動するということになってしまっています。
今年はスーパー先得が取れたので久しぶりに国内線で乗ることとなりました。
年末年始は、暦通り久々の長期休暇がとれたので、思い切って海外旅行することにしました。

そんな経緯はどうでもよいのですが、とにもかくにも実家に帰省するために羽田空港に来ました。
主に国際線しか使わないため国内線の雰囲気の違いは新鮮です。
さすがに国内線の基幹空港だけあって壁の装飾など雰囲気がよかったです。
きっと儲かっているのでしょう。
ただし、ゲート番号が総計90もあり、目的のゲートへ到着するまでいろんなところを曲がったりするため、思わず鍵曲りを想起してしまいました。

そして、いざ、さくらラウンジへ突入。。。
これまた国際線との違いに新鮮な気持ちを味わわされました。
サファイアのカードを忘れた!と思うも、チケットをかざすとさくらラウンジ・プレミアラウンジどちらへ行くかがわかるようになっていました。
なかなか新鮮です。早朝だったせいもあるが、食事がなかったのも新鮮です。
そして酒もない・・・(当たり前か・・・)

感覚的にですが、国内は利用範囲が狭い分、サービス最適化の進み方が早いように思えます。
国内の運航は短距離の複数の往復であるから、コストを落とし、スピードを速められるかが競争力を高める鍵となっているのでしょう。
それに比べると国際線は比較的長距離(高収益)のため、ゆったりとしたサービスとなるのでしょうか?
まぁ、外国人を相手にするにも少しの余裕は必要であろう。。

FX相場雑感 2013年12月16週

FOMC開催に伴い、先週までの円安の動きをいったんリセットするような動きがみられたか?に思えました。

FOMC声明の発表を受け、アメリカ経済の回復がゆるやかながらも進んでいるというコンセンサスがとられたようです。
そのおかげでアメリカの株式市場は活況ですね。
米国の景気の良さにつられて日本の株式市場もそこそこ活況の様相を示しているようです。
ただ、為替は米ドルが5年ぶりの104円台まで達しました。
個人的には円安による円の価値を上回るペースで市場が活況になっているか?が重要だと思います。
今の日本株式の好調さはリーマンショックからの回復出遅れによるものと円安効果がほとんど占めていると思えるからです。
きちんと試算・評価をしないといけないとは思いますが。

私のFXの主戦場である、豪ドル円についてはあまり方向感がつかみきれませんでした。
前週までの豪ドルの上げが今週に入って調整されたような感じです。
但し、これは豪ドルと円についての話。
米ドルに対しては豪ドルの下げが目立つようです。
FOMC金融緩和縮小の発表で少なからずの動揺はみられたようですし。
少しの買い増しはしましたが、様子見の相場となりそうです。

来週はクリスマス相場となるので、海外勢の取引量が少なくなることが予想されます。
もしかすると相場の振れが激しくなってサプライズ取引ができるかもしれません。


2013年12月22日日曜日

つなぎ売りのデメリットと適用場面

建玉の両建てを基本方針とするつなぎ売りの概要がわかったところで、さてどんな時に使えるでしょうか?
当然、1方向に動くような相場ではあまりお得とはいえません。動きに合わせて一方の取引し、収益を増やしていく方が有利です。
相場がスイングしている時の取引がよいのですが、相場が下がった時に買いを入れられるか?(相場が上がった時に売りを入れれるか?)が一番難しいでしょう。
よし、下値になったから買いを入れよう!と買玉を増やした後、さらに下がってしまった、、、となると目も当てられないような状況になってしまいかねません。。。
そうすると、一番有利な状況は、買いで保有しておくとスワップの収益が見込める、というときでしょうか。
例え、買玉を増やした後にさらに値が下がると、さらに買い玉を増やして、平均建単価を下げれるチャンス、と思えるからです。

そうすると、豪ドルのような高スワップ通貨をロングでそこそこの長期保有をする場面で有効に活用できそうです。

2013年12月20日金曜日

つなぎ売りの概要

つなぎ売りとは一体どのようなトレード手法なのでしょうか?

特徴的なトレード手法としては、以下2点かなと考えてます。
 1. 買いと売りの両建てをすることで、利幅を確定する
 2. 両建てを適切なバランスを見計らって決済しそれぞれで利益を得る

1点目は、玉の建て方ですね。
買いと売りを両建てをすることで、建て玉の評価額を固定化することにあるのでしょう。
例えば、1ドル90円で買建を、1ドル100円で売建を同玉数で建てた場合を考えましょう。
相場がどれだけ動いても、建玉の差額10円×玉数の利益が確保されることになります。
1ドル200円になろうが、1ドル10円になろうが、トータルの利益額は変わることはありません。
この両建て化により相場変動のリスクをほぼ減らす効果があります。
※ただし、スワップ金利は損しますし、手数料ある場合はその分も損ですね。

2点目は、決済の方法ですね。
基本的に相場は上昇と下降を繰り返すものという前提がまずはあると思います。
高い時に買建を決済し、安くなった時に売建を決済することで多くの収益が得られるということですね。
先ほどの1ドル90円の買建と1ドル100円の売建を考えましょう。
相場が1ドル80円になった時とトータルの利益は10円×建玉数ですが、個別にみると売建の利益は20円×玉数になってます。逆に買建の方は10円の損失。
このタイミングで売建だけを決済する。そして、相場が上がったタイミング、例えば1ドル100円になった時に買建を決済をする。そうすることでそれぞれの建玉から利益を得ることができ、収益が倍増するというものです。
ただ、売建を決済したときにさらに下がってしまうと悲惨な結果が待ち受けてますが。

スイングする相場でうまく両建てポジションをとってリスクを減らしてうまく決済してね、ということですね。
言うは易し行うは難しですが・・・
まぁ、どのようなトレード手法であっても理想と現実は違うもの。
売建を持つとスワップポイントマイナスになってしまうので、あまり取引したことないんですが、あまりリスクの無い範囲でトライしてみようと思います。

2013年12月19日木曜日

つなぎ売りというトレード手法

最近気になっているトレード手法があります。
それはつなぎ売りです。

ウェブでよく見受けられるキャッチーなフレーズは「損切り不要」というものです。
そんな眉唾な手法あるかい!とつっこみを入れたくなります。

ただ、冷静に振り返ってみると、、、
まだ中身を知らない段階ですが、かなり自分の理想とするトレードではないか?
と感じています。

私にとって、一番のダメージはやはり損失を出すこと!です。
損失を減らすことが資産を増やすことと考えた取引をするよう心掛けています。
※このような甘い考えは通用しない、とお叱りをうけるかもしれませんが、できる限り取り組んでいきたいと思います。

まずは、その、夢のようなトレード手法であるつなぎ売りをじっくりと調べてみたいと考えてます。

FOMC声明文公表 2013年12月17-18日

現地日程で2013年12月17日から18日にかけて開催されたFOMCの声明文が本日未明、公表されました。
声明文の全文はまだ詳しく読んでいませんが、主なニュースとしては以下2点でしょうか。
 ・米国の景気はゆるやかながらも回復に向かっていること
 ・量的緩和の額を翌月より減らすこと
  但し、量的緩和終了時期は延長の可能性あり

予想通り、量的緩和縮小の動きに入ってきました。
相場も、声明文発表直後(日本時間で12/19 4:00頃)一旦激しく動き、米国株式市場も大幅に高くなったようです。
まぁ、米国の景気は徐々に回復していることと、すぐに量的緩和をやめるわけではない、という点を踏まえれば動くべき方向に相場は動いたのかな?と思います。

個人的には、為替面で、1-2日程度は円高に振れることを期待してました。
実需で外貨(特に米ドル)を調達したかったのですが、見事に割高になってしまった。。。

日本円での収益が海外においては大幅な目減りになる・・・という海外旅行愛好者にとっては世知辛い世の中になりつつあります。

2013/12/18 Wed, 取引実績 - FX

昨日同様、遠い昔に出していた指値注文が約定してしまいました。

通貨 取引種別 数量 レート 損益
AUD/JPY 新規買 10,000 91.400 -


動いている相場の中で平静を保つって難しいものです。。。
FOMCの金利好評・声明発表まであと数時間。
どれくらいのサプライズがあるか要確認です。

2013年12月18日水曜日

豪ドルスワップの威力

昨日、豪ドルロングポジションの優位性について述べてみましたが、豪ドルスワップでどの程度収益が見込めるか、机上で試算してみました。

<仮定>
資金100万円を投下
レバレッジは10%
豪ドル円のレートは92円
スワップポイントは65円

玉数年間SP想定利率必要証拠金ロスカッ ト
1
23,725
2.37%
92,000
-8.89
2
47,450
4.75%
184,000
46.67
3
71,175
7.12%
276,000
65.19
4
94,900
9.49%
368,000
74.44
5
118,625
11.86%
460,000
80.00
6
142,350
14.24%
552,000
83.70
7
166,075
16.61%
644,000
86.35
8
189,800
18.98%
736,000
88.33
9
213,525
21.35%
828,000
89.88
10
237,250
23.73%
920,000
91.11

※想定利率は年間SPを投下資金の100万円で除した割合となります。
※ロスカットは、単純に評価額が0円になる点を記載しています。
本当はロスカット率30%とかの設定がされているはずですので、
もう少し手前が限界点になるとは思います。

10玉保持なんて実際は不可能でしょうが、多少のリスクを負って5玉を1年保持すると約12%もの収益になります。
12%の高収益は単年度で出すことは可能であったとしても、継続して出し続けることは難しいでしょう。
が、豪ドルスワップが維持される限りはこの利益率をほぼ何もしないで得ることができてしまいます。
低リスクとして1玉しか保持しなかったとしても、2.37%とそこらの銀行の10倍以上の金利を受け取ることができます。
(1玉保持であれば、1豪ドル0円でも評価額0円にならないので実質ほぼノーリスクで優良な定期預金とみなせるでしょう)
リスクとしては、現在どの国も通貨安を指向していること、日本国債が破たんし超インフレになった際の逆ザヤ懸念、というところでしょうか。

数年前は豪ドルスワップ120円とかあったんですがねぇ。。

トレードはリスクが大きいからやらない、という方も、ATM手数料分の利息を得るのに年間多額の貯金しなければならないような銀行とどちらをとるかは一度じっくりと考えた方がよいかもしれませんね。

2013/12/17 Tue, 取引実績 - FX

FOMC開催を控えた様子見相場の中、ポジション調整目的で注文した指値が見事に(?)ヒット。
約28pipsですがロングの単価を低減しました。

通貨取引種別数量レート損益
AUD/JPY
新規買
10,000
91.9000
-
AUD/JPY
決済売
10,000
92.2820
951

相場的には、まだまだ円高にブレる気配大なので、今週中は方向感含め注視したいと考えてます。

2013年12月17日火曜日

FXのトレード戦略

FXの世界において、どのようなトレードをしていくか?
これならいける、という自分のルールを作り上げる必要があります。

一応、大前提として私は資産家とは程遠いほどの資産しか持っていません。
短期間でそれなりの収益を上げるためにはレバレッジをかけてトレードすることになります。
1,000万円の資産を持っている人が頑張ってトレードして、20%を収益を得たとしてその額は200万円です。(率としてはよいですが)
1億円持っている人が保守的にトレードして5%の収益を得たとすると、500万円の収益です。
当たり前ですが、総資産額の多い人は低リスクで大きな収益を得ることができます。。
(大きな資産を持つ方は資金を動かすこと自体が難しいかもしれませんが・・)

少額の資産(泣)を効率的に、できれば短期間に大きくするという努力が必要となります。
私はどのように取り組むか。

私のトレード大原則は「損をする取引はしない」です。
私にとって損失を出すことは、トレードの世界において最も重要な心の安定を乱してしまうからです。
ということで、FXにおいて採用している手法が、豪ドルロングの中長期保有です。
豪ドルは比較的変動が激しいので、下値・上値での取引がしやすいです。
また、高いスワップ金利を得ることができるので、保有するだけで資産が増えていきます。
スワップ金利は一時期ほどではないですが、現時点において魅力的(損しずらい)な取引といえます。
ん??あまり非常識なトレードではないかもですね。。。

2013年12月16日月曜日

雇用統計 - 参考にする指標

FXトレーダーなら、恐らく誰もが知っているであろう経済指標があります。
それが、米雇用統計です。


◆米雇用統計とは
<概要>
アメリカ合衆国の労働省が発表する統計情報です。
主な指標としては
 ・ 失業率
 ・ 非農業就業者数
の2つの統計情報が主な情報で、他には建設業就業者数、製造業就業者数、小売業就業者数、金融機関就業者数・・・等各種の雇用に関する情報を発表しています

<発表時期>
毎月第1金曜日 AM 8:30(EST)
※ESTはアメリカ東部標準時間で、日本との時差を考えると
 PM 10:30(11月第1日曜~3月第3日曜)
 PM 9:30(3月第2日曜~11月第1日曜)
となります。

<市場へ与える影響>
この指標は所得や消費に関係するため、今後の景気動向に大きく関係するとも言われています。
また、FOMC(連邦公開市場委員会)の金融政策を決定する際に重視される項目、ということです。
恐らく最も注目されている経済指標のなかの1つでしょう。

トレードの世界においていえば、どれだけサプライズがあるかでしょう。
事前に予測値が出されていますが、予想通りかどうか?が相場の動くポイントだと思います。
雇用統計の発表前後で相場が大幅に動くことが多いので、リスク回避派は取引を避けるでしょう。逆に、このタイミングを狙ってトレードされる方もやはりかなりの数にのぼるでしょう。

私は手持ちのポジションが思いがけない良い価格で決済できないか、良い指値が狙えないかを狙ってある意味運試しの注文を入れています。
まぁ、その注文はたいがい失効してしまいますが・・・

サプライズといえば、雇用統計にはジブリの呪いという、的中率9割もあるジンクスがありますね。

2013年12月15日日曜日

FX相場雑感 2013年12月9週

今週はアメリカの金融緩和縮小を見越し多少上下にブレた1週間でした。
米ドルが一時103.9円台まで円安に進みました。この水準は2008年10月以来の水準のようです。2013年5月につけた103.7円台の安値を越えてきたので、さらに円安が続きそうな気配。
しかし、12月17日-18日に開催されるFOMCの動向の見極めもあるのか動きは限定的のようでした。
FRB議長は、QE3に反対のようですが、いつ終了のカウントダウンが始まるのか気になるところです。

個人的には一時的な円高を期待したいのですがね。。。その間に円資産を外貨へかえたい。。
ちなみに、1ドル76円の時にドルを持っていたら約27.9円/ドル、すなわち約37%の為替差益を得ることができてました。当時円資産をドル(もしくは他の外貨)へ変えて保有し続けた方、どれだけいたでしょうね。。。私なんて、少しの為替差益が出ただけで焦って売ってしまいました。。。

継続する力

2012年から、定期的にランニングをはじめました。
その結果をadidasのmicoachで記録し始めています。
たまーに、micoachのウェブサイトでどれくらい走ったのか振り返ったりするのですが、気付くと450km、45時間も走っていることになっています。
1回で走る距離は5-10kimが普通で、長くても20km程度です。
短い距離でも何度も何度も繰り返し、積み上げることで大きな数字を達成できることを実感しました。


トレードの世界においても、日々、その刹那な取引を真剣に判断した結果を積み上げることで、気付いたら大きな資産が後からついてきた、ということになってればこれ幸いです。


ちなみに、、、micoachを使い始めたのはたまたまで、特にadidas好きなわけではありません。
愛用しているランニングシューズはアシックスだし、adidas製品はなじみがないかも。
JogNoteとかRunasticとかもありますが、micoachを使い続けてしまってます。。

2013年12月14日土曜日

FXをやってます

FXとはForeign eXchangeの略で、外国為替といいます。各国の通貨を売買して収益を上げることです。
株式投資や債券と並んで人気のある投資、トレード手法の1つです。 本屋に行けば、様々な書籍が置いてあるし、ウェブサイト上にも様々な情報が公開されているので今更FXとは?という説明も必要ないでしょう。

私はFX取引を開始してかれこれ4年以上の初心者をそろそろ脱出するころ。取引を始めてからリーマンショックやユーロ危機で、東日本大震災後の乱高下、、、等様々な相場の大変動を経験しました。
実は、その大変動のなか収支をプラスに維持してくることができました。まぁ、私はサラリーマンですので、取引する額はや頻度はあまり大きくないです。この4年で投下した資金比+140%程度は増やすことができています。(複利計算で年平均約20%弱の増加)

FXで「何千万稼ぐ」とか「月百万稼ぐ」といった方々もおり、FX取引を始めるとなんとなく稼げそうというイメージがあります。ですが、中には大損したといった方もおり、まだ取り組んだことない方にとっては、やはり少し怖い印象もあるかと思います。
ですが、適度にリスクを低減してやれば比較的少額資金の投下でそれなりの収益を得ることができそうだ、ということが肌感覚でわかってきました。

客観的に
FXとはForeign eXchangeの略で、外国為替といいます。各国の通貨を売買して収益を上げることです。
株式投資や債券と並んで人気のある投資、トレード手法の1つです。 本屋に行けば、様々な書籍が置いてあるし、ウェブサイト上にも様々な情報が公開されているので今更FXとは?という説明も必要ないでしょう。

私はFX取引を開始してかれこれ4年以上の初心者をそろそろ脱出するころ。取引を始めてからリーマンショックやユーロ危機で、東日本大震災後の乱高下、、、等様々な相場の大変動を経験しました。
実は、その大変動のなか収支をプラスに維持してくることができました。まぁ、私はサラリーマンですので、取引する額はや頻度はあまり大きくないです。この4年で投下した資金比+140%程度は増やすことができています。(複利計算で年平均約20%弱の増加)

FXで「何千万稼ぐ」とか「月百万稼ぐ」といった方々もおり、FX取引を始めるとなんとなく稼げそうというイメージがあります。ですが、中には大損したといった方もおり、まだ取り組んだことない方にとっては、やはり少し怖い印象もあるかと思います。
ですが、適度にリスクを低減してやれば比較的少額資金の投下でそれなりの収益を得ることができそうだ、ということが肌感覚でわかってきました。

日々の成長の糧?とすべく取引の結果や相場についての雑感を記録していこうと思います。

2013年12月13日金曜日

タイ株はじめた

21世紀はアジアの時代、と言われるように、アジア諸国の経済成長には目を見張るものがあります。日本を抜いて世界第2位の経済大国となってしまった中国をはじめとして、EUよりも大きな人口を誇り、今後の成長力に大きな期待がかかるASEAN各国、アジア最後の秘境といわれるミャンマー等高成長が期待される国々が多く存在します。

そのなかでも、タイという国に着目し、株式投資をすることにしました。
なぜタイか?一言でいうと、タイが好きだから、なのでしょう。
ですが、もう少しタイ株をお勧めできる理由があるかもしれません。

1.中期的に経済的な成長を期待可能

インドシナ半島の中央に位置し、ASEANで第4位の人口を誇り、アジアのデトロイトとして自動車関連の産業が非常に盛んです。シンガポールやマレーシアと比べると国力としては見劣りする部分があるかもしれませんが、その分成長の余力を残していることを期待させます。
株価は以前(10年前くらい)に比べると割安な株はなくなってきていますが、まだまだ成長余地のある銘柄は散見されると思います。

2.現地証券会社で容易に口座開設可能

株式投資を行う際、一番手数料が安いのはどの証券会社か?それは、当該国における証券会社にほかなりません。海外の株式は日本の証券会社でも取引可能ですが、取引可能な銘柄は限られています。そして何より手数料がぼったくり非常に高いため正直お勧めできません。表だって記載はありませんが、日本円→現地通貨への為替手数料もたいがいぼったくり非常に高いため、手数料を支払うために株取引をしているようなものです。(ちょっと言いすぎかも)
現地へ赴く必要があり、多少面倒くさいですが、タイでは容易に証券口座を開設することができます。(→この話は別途記事に起こします)
※2013年10-11月頃の情報です。現在は事情が変わっている可能性あります。
何か月かに1回、旅行で訪タイするついでに、レートのいい両替商で円→タイバーツへ交換し入金、タイミングを見て割安な銘柄を購入するというスタイルをとっており、今のところ大きなストレスなく取引を行うことができています。


ただし、新興国ということもありますが、タイにはそれなりのリスクをはらんでいます。

1.洪水
チャオプラヤ川の氾濫による各生産工場への打撃は毎年、雨期の終わりころにやってくる一番のリスクです。日本における地震と似たようなものだと思います。
2011年末のようなグローバルサプライチェーンがマヒするような事態が何度も起きてしまうと、タイでの設備投資を控える企業が増えてくることが懸念されます。きちんと治水対策をすればよいだけだとは思うのですが、大河川の治水は一筋縄ではいかないのでしょう。

2.政情不安
タイはその穏やかな性格から微笑みの国とたたえられていますが、政治の世界においてはその国民性が信じられないような事態が起こっています。何年かに1度大規模なデモが発生しその当時の政権が倒れるということがよく発生しています。ちょうど2013年11月末~あたりでもデモ隊が政府機関を占拠したり、デモ隊同士の衝突により死者が出たりしました。(海外の報道が多少煽りすぎ、と言えるかもしれませんが・・・)しかし、株式市場においては政情不安→有効な経済政策を立案・実行できない→この国は経済リスクが高いとみなされてしまいます。
政争なんて、利権の取り合いのようなもので、大勢のタイ国民にとっては迷惑なものように思えるのですがいかがでしょうか?

3.経済規模の小ささ
ASEANの中で4番目の規模(GDP)とはいえ、それほど大きな経済規模ではありません。
タイの2011年名目GDPは3,456億ドルで、日本は同年58,672億ドルと17倍もの開きがあります。そのため少しのノイズで大きくゆらぐ場合が多いです。その証拠にタイバーツ危機や、リーマンショックなど数々の経済危機を迎えています。ま、ここは変動が大きい分、割安時に買いを入れるチャンスが多いと考えれば全然問題ないとは思いますが・・・


ASEANはフィリピンやインドネシア等魅力的な市場が他にも多くありますが、現地の外国人投資家向けの法制の整備や投資環境が整うまでもう少し様子をみようかな、と考えています。

2013年12月12日木曜日

アベノミクスの恩恵?

アベノミクスという名(迷?)フレーズのもと、これまでに前例のない金融緩和を実施した自民党の経済政策ですが、早総選挙から1年が経過しようとしています。
輸出企業を苦しめていた円高は急激に緩和され(その反対に燃料輸出国である日本は過去最大の貿易赤字を記録したようですが)、一部の企業の収益回復や日経平均株価も急激に上昇してきました。

個人投資家の中には何年かぶりに大儲けされた方も多いかと思います。が、しかし、足下の収益に満足していられない、深刻な問題がじわりじわりと近づいてきています。

かくいう私もアベノミクスのおかげ(?)で含み損を抱えていた投資信託やFXが一気に評価益を含み用になり、総資産の3割近くの利益を確定することができました。

・・・で何が問題かって?
そろそろ外貨ベースでトレードを始めようと考えていた私にとって今の状況は非常に危険な兆候という認識をしています。それは二重、いや三重にもわたる深刻な苦しみの始まり、となるかもしれません。

1.外貨高

円安になっているんだから、当たり前といえば当たり前なのですが。。。先ほど総資産の3割近くの利益を確定できた、ということを記載しましたが、これはあくまで円で考えた場合です。ドルベースで考えてみると円高ピークの約75円から現在約103円、実に35%以上も円が安くなってしまっています。これは、海外の目から見ると大きく資産が目減りしたということになります。
海外での長期滞在を、と目論む私にとっては大きな逆境です。。
そして、問題は国の経済事情によってさらに深刻になります。

2.日本のデフレ、海外のインフレ

日本はバブル崩壊後ずーっと経済縮小してきたため、物価は上がらず下げっていく、デフレという状態でした。いろいろなものが安く買えるようになってきましたが、これは他の国に比べると異常な状態と言わざるを得ません。他国の多くは物価が上がる状態、つまりインフレとなっています。
つまり、20年前の100ドルと今の100ドルを比べると明らかに今の100ドルの方が価値が低いのです。
 つまり、円安により円の価値が目減りしたうえにさらに手にすることのできる外貨の価値は昔に比べると大幅に下がってしまっているということになります。
日本の経済が縮退していくと同時に日本の価値がどんどんと低くなっていくわけです。

日本国内だけに閉じて生活が完結すればあまり大きな問題はおきないと思いますが、より国際間取引が活発な昨今の状況においては 相対的に日本の経済的地位は低くなってしまうでしょう。


グローバルな観点でみると、円安の流れは、個人的にはあまりよくない方向に向かっていると考えています。だって、ものが安く買えないです。Appleのスマホやタブレットは今よりも3割近く安く買えていた時代がはるか昔のように感じます。
日本の主力は輸出産業だから、円安にならないと困る、というものそれはそうかもしれませんが、円高の、強気な価格でも是非買いたいと思わせるような魅力的なモノを作っていければよいのですがね。。

2013年12月11日水曜日

しろうとれーだーの強み

投資・トレードの世界は弱肉強食の世界です。
市場参加者にゴルフでいうようなハンディキャップというものはなく、完全に実力がものをいう世界です。
そして、市場プレイヤーの中には大多数のプロフェッショナルもしくはセミプロの投資家、トレーダーがひしめいており、市場の勝者となるために手薬煉を引いていることでしょう。
そんな危険な世界に私のようなしろうとれーだーが身を投じるのは、狡猾なプロの餌食となってあっという間に投資資金が消えて行ってしまうことは確実、そうコーラを飲んだらゲップが出るっていうくらい確実なのではないか?とこの世界に入りたてのころは感じていました。
しかし、こんなしろうとれーだーにも、嫌、しろうとれーだーだからこそ、プロフェッショナルにはない大きな強みがあります。そしてその強みを有効活用すれば、その多くのプロを出し抜くほどに肉薄できるほどのパフォーマンスを発揮できる可能性があります。
それは「時間」です。
プロフェッショナルの多くはある「一定の期間」に「一定の成果」を出し続けることを求められます。この限られた時間で、というところがポイントです。
例えば、2008年のリーマンショック。有望な銘柄の評価額がどんどん下がっていっている。このまま買い下がっていけば、何年か後経済が復興してきたときにはきっと大変高いパフォーマンスが得られるはずだ、、、と思ったとしてもその通りのことができないのです。繰り返しになりますが、プロフェッショナルは一定の期間で一定の成果を出すことを求められるため、「今後数年はマイナスになるけど我慢して」なんてのは基本的には許されないのです。なので、パフォーマンスが評価されるころになると、持ち続けたくても評価の低いものはロスカットせざるを得ないはずです。
しろうとれーだーは多少、銘柄選定や購入タイミングを失敗しても、よりよいタイミングになるまで「十分に」待つことができるわけです。
私なぞは、2010年ころFXでUSDを約91円で買い注文を出してしまい、あれよあれよの円高となってしまったので一時期建玉を見るのが嫌で完全に放置してました。。。
ところが今やUSDは103円前後の円安となってますね。円高の時期を乗り越えるだけの時間的な猶予があったことが勝因ですね。
短期的には不利な勝負でも時間という武器を大いに活用することによって、かなり有利に運ぶことができる、というのが私の考えです。
よく損切は早めに!と言われることが多いと思いますが、私の場合は評価損は塩漬け!でなんとかうまく運用ができてきています。
まぁ、若干非常識な運用の気もしますが、トレードの世界に入門してかれこれ10年近く経つので、それなりにやっていけるという自信と自覚もわいてきました。
後は常に、謙虚でいることが大事なのだとは思います。

※当然ですが、トレードの世界に使える資金は生活資金ではなく、余剰資金でなければ時間の恩恵を得ることはできませんね。

2013年12月10日火曜日

世間の非常識はトレードにおける定石!?

推奨される銘柄・金融商品に手堅く資金を投下し、想定通りの収益を得る。。。。もしかすると理想の投資手法かもしれません。
・・・しかし、少し考えを改めたいです。誰もが推奨するものは既に皆が吟味済みで、面白味のないものになってはいないでしょうか?
例えば、偉大な投資家ウォーレンバフェットがある銘柄の株を大量購入したと聞くと、途端にその銘柄は有名になるでしょう。その銘柄がとても欲しくなる人はとても多いはずだし、その銘柄は将来必ず成長すると考える人は多いのではないでしょうか。しかし、ただそれだけです。そういったニュースが出た時点で既にバフェットさんの仕込み(割安なタイミングでの購入)はほぼ完了しており、さらにニュースを聞きつけてその銘柄を購入する人もたくさんいるだろうから、既に銘柄の評価は高くなっているはずだし、そこからその銘柄を購入したとしてもあまり旨味は感じられないと思われます。世間で推奨される銘柄(買うと安心、という銘柄)というものは、もう既にそれなりに割高になっているものだと考えるべきです。
ではどうあるべきでしょうか?誰もが見放し、見向きもしないような銘柄を自らの判断基準に基づき勇気をもって購入することでしょう。当然、これは世間一般から見ると非常識な行いに見えるはずです。なぜもっと有力な銘柄に資金を投じないのか、と。誰もが見向きもしない銘柄にこそ宝が潜んでいるはずです。
直近ではリーマンショックですね。あの大胆な下げ相場は、今から見ると絶好の買い時だったと思えますね。
ということで、基本的には逆張りが私のやり方になるのでしょう。。

あまり具体的なこととして整理はできていないですが、「誰もが常識」と考えていることをやるとどうしてもそれなりの結果しか残せず、ほとんどの人が、「そんなことはやらない」ということを勇気をもって取り組めるかがとびぬけるための分水嶺になるでしょう。

これ、ビジネスやスポーツの世界でも似たようなことが言えるのではないかと思います。

2013年12月9日月曜日

投資対象は何に?

投資というかトレードするには何か、を明確にしておく必要があります。

まず、一番手っ取り早い金融資産です。金融資産にもいくつか種類ありますが、リスク分散も考慮し、株式、投資信託、FXに手を出していきます。最近は株式は停滞気味、投資信託は預金の代わりに定額積み立て、という状況もありFXでの話題が中心になると思います。
株式は日本だけではなく、海外でも投資していきます。日本の証券会社でも最近は海外の株式取引できるようですが、手数料の高さを考えると海外現地で証券口座を開設して取引をしたいと考えています。
まだ全く手を付けれていませんが、不動産への投資もやってみたいです。ローンを使える(使わなければならないほど大きな金額なのですが・・・)という点に魅力を感じています。計画をたて、おいおい取り組んでいければと考えてます。

インターネットの世界には諸先輩方の数々の実績があるのでそちらを参考にしながら結果の出せる投資活動を続けていきたいです。

投資・トレードのことはじめ

お金に不自由しない生活をしたい、誰もが夢に思いつつも、実現しないことと諦めてしまっている方も多いのではないでしょうか?

しかし、世の中にはそんなお金に不自由しない生活ができるようになった方々もおられるようです。書店では投資で月○○万円稼ぐ方法といった類の本が簡単に見つかるし、Webで検索すればいろんな方々が成功するための手法が無償・有償を問わず公開されています。
実際のところはどうでしょう?本Blogは実体験をもとに試してみようという試みです。

平凡なサラリーマンであるわたくしYassが、これまで節約して蓄えてきたわずかばかりの資金を元手にどれだけお金を増やせるかを試してみたいと思います。
できれば、同業のサラリーマン氏の参考になることを、最低でも反面教師とできるようなネタを提供できればと考えています。