2013年12月26日木曜日

タイ現地の証券会社口座を開設してきた①

先日、タイへ旅行に行ったついでに、証券会社で口座開設をしてきました。
以下、開設した証券口座です。

◆証券会社

KT ZMICO SECURITIES COMPANY LIMITED

こちらは、ネットの世界の諸先輩方のありがたい情報を参考にした結果決めました。
なんと、本社に日本語対応可能なスタッフを2名もおいているとのこと。
日本人にとっては最適な証券会社でしょう。
当然、ウェブページも日本語対応しております。
リンク → http://www.ktzmico.com/jp/home/index.aspx
きっと、たくさんの日本人の方が口座を開設してるんだろうな・・・

◆口座開設手続き方法

ウェブページを見ると、郵送でも口座開設を受け付けているようです。
しかし、私は個人的には現地に行ってから口座開設をするのがよいかなと思いました。
海外においては、何か問題があったとき、解決が難しいと思われます。
大事な資産を委託し保全してもらうので、最低限実態(受付だけですが)を確認するのがよいと思いました。
ちゃんとしてそうな会社かどうかはそこの社員の方をみるとわかったりすること多いですしね。
口座開設だけが目的だったら、郵送でもよいか?とは思いますが、旅行のついでという感覚でいくとよいでしょう。
書類の書き方わからないときはその場で確認できますしね。

◆手数料について

KT ZMICOのウェブページからは以下のようになってます。

<取引手数料(インターネット取引)>
1日当たりの総売買代金手数料率(※)
500万バーツ以下
0.1578%
500万~1,000万バーツ
0.1378%
1,000万バーツ~2000万バーツ
0.1178%
2,000万バーツ以上
0.1078%

※手数料率には以下金額が含まれています
 
 0.005 % Trading Fee タイ証券取引所からの徴収
 0.001 % Clearing Fee タイ証券預託期間からの徴収
 0.0018% Regulatory Fee 固定?手数料

※他にVATが7%、別途かかるようです

インターネット取引をする場合は1日あたり50バーツの手数料が追加で発生します。
この50バーツは注文したら約定しなくても発生する手数料とのこと(実際は徴収されていないようですが)
ただし、1日何回取引しても50バーツのみしかかかりません

ここに記載した情報はKT ZMICOウェブサイトからの情報をもとに記録しています。
本記事作成時点の情報のため費用は変わる可能性らいます。

たとえば、日本円換算で1日に50万円の取引をした場合、
789円+約161円(50バーツ)で約850円程度です。
日本で日本銘柄の株を購入したとすると同じ金額で300円切るところあるので結構割高です。

ちなみに、日本のある証券会社で為替を無視して50万円分の取引をした場合、
5,250円(1.05%)かかります。
たか!しかも最低手数料は約2,576円(800バーツ)。これもたか!!

あと気を付けなければならないのは為替手数料。
為替レートにいくらかの手数料が上乗せされるので、ここでも割高になってしまいます。
折角、リスクをとって新興国株価を購入しても手数料で大したパフォーマンスを上げられない懸念が大!です。

◆タイ現地証券口座のデメリット

・入出金方法
手数料は安いものの、どうやって入金するか?という問題があります。
入金するにはタイの証券専用口座に入金しなければなりません。
ここで海外送金なんてしてしまうと、折角の低手数料が水の泡、となりかねません。
私は、何か月かに1回タイ旅行に行くので、その時に現地の高レート両替商でタイバーツに変換、入金するようにしています。
タイなんか行かない!という人は現地での口座開設はやめて、日本の証券会社経由での取引の方が結果的には安い手数料になるのではないでしょうか?(想像)

・退会手続
退会するときどうなるんだろう?
まぁ、少なくとも5年以上先のはずなので そのときになって考えることにします。

他にも政治リスク(タイはデモによる政変が多い。。。)もありますね。
まぁ、心配してたら何もできなくなってしまうので、割り切るしかないでしょう。。


とまぁ、こんな感じですが、次は現地での開設体験を記録します。

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